2017年春期ボランティア募集!!in東北and熊本
ご挨拶
皆様、こんにちは。
特定非営利活動法人Cloud JAPAN代表理事の田中惇敏です。
東北では震災から5年が経ち復興道半ばにも関わらず、ボランティアの減少は一途をたどります。
熊本では1年も経っていないにも関わらず、既にメディアでは聞くことも少なくなりました。
両方の地域では今もなお日々の生活に困り、手伝いを求めている方がたくさんいます。
このような現状を変えるためには、一人ひとりの一歩が必要だと私たちは考えています。
メディアを通してではなく自分の目で被災地を見るために。
単なるボランティアではなく、被災された方と交流し、ずっと繋がるボランティアを。
皆様のご応募を心よりお待ちしております。
主催:特定非営利活動法人Cloud JAPAN
共催:特定非営利活動法人浜わらす,熊本ボランティアハウス山麓園
協力:宮城県,トヨタ財団,東北労働金庫
2017年春ボランティアin東北&熊本
私たちは東北へ5年間、計1,000人以上のボランティアをコーディネートしてきました。
そのうち4人に1人が再び訪れており、10名が被災地への移住に至りました。
このノウハウと東北及び熊本に拠点のあることを生かし、2017年春期ボランティアは東北と熊本の両方でボランティアの募集を行います。
好きな方で活動するもよし、両方に参加するもよし、春休みを有意義に使い、社会課題の現場を訪れてください。
要項
下記の通り、ボランティアの募集を行います。
1.スケジュール(共通)
下記のカレンダーの通り、2・3月の日〜火曜、水〜金曜の2泊3日が基本的なタームとなります。
このタームからお好きな日程を選びご参加ください。
1ターム(3日)では足りないという方は2ターム以上参加することもできます。
第1ターム:2月19日-21日
第2ターム:2月22日-24日
第3ターム:2月26日-28日
第4ターム:3月1日-3日
第5ターム:3月5日-7日
第6ターム:3月8日-10日
第7ターム:3月12日-14日
第8ターム:3月15日-17日
第9ターム:3月19日-21日
第10ターム:3月22日-24日
第11ターム:3月26日-28日
第12ターム:3月29日-31日
東北は、第1ターム、第4ターム、第6ターム、第7ターム、第9ターム、第10タームが満員になり募集を終了しました。
熊本は、第1ターム、第2ターム、第3ターム、第5ターム、第8ターム、第10タームが満員になり募集終了しました。
2.費用(共通)
1タームあたり15,000円となります。
2ターム以上参加される場合は、2ターム目から10,000円となります。
例)
東北の第1ターム:15,000円
熊本の第3タームと東北の第4ターム:25,000円
東北の第2、3タームと熊本の第5ターム:35,000円
費用には、現地での宿泊費及びボランティアコーディネート費用が含まれています。
費用には、交通費及び現地での飲食費は含まれておりません。
3.宿泊場所
東北・気仙沼のセルフビルドのゲストハウスです。
地域の皆様、観光客の皆様が「ただいま」と言って来れる場所として、昼間は子連れママさんの絵本カフェ、夜は居酒屋もしています。
熊本・被災地の中心地にあるボランティアハウスです。
日々多くのボランティアが集まり、情報交換をしながらボランティア活動を行っています。
4.活動内容
東北
共催者メッセージ:特定非営利活動法人 浜わらす 代表 笠原一城
みなさま、こんにちはNPO法人浜わらすの笠原です。
被災地東北は震災から6年が過ぎようとしています。 少子高齢化や人口の流出が加速している気仙沼において、若い世代の元気なパワーは 多くの人たちの励みとなり被災地を元気づける活力となります。
地元の漁師さんたちと活動をともにすることによって、「海の暮らしの今」を感じとっていただけると思います。 東日本大震災6年目の社会を自分の目で確かめに来てください!!
【初日】到着-18時:フリータイム(下記、参照)18時〜:語り部さんのお話が聞けます。
【2日目】AM (8:00-12:00) :ボランティア活動 PM:フリータイム(下記、参照)
【3日目】AM :ボランティア活動 PM:フリータイム(下記、参照)
(3日目以降も宿泊をしたい方は3500円/日でお泊り頂けます。)
※ボランティア活動
NPO法人浜わらす様のご協力により蔵内之芽組・合同会社花浜でのボランティア活動を行います。
漁師さんとワカメの刈り取りのボランティアを予定しております。
東北でのボランティアに参加した方に限り、1年以内に「漁師の気まぐれセット」(海鮮詰め合わせ)が届きます。
※フリータイム
気仙沼の観光案内や絵本カフェでまったり過ごすなどスタッフと相談してお好きな活動を行うことができます。下記の3つは事前予約制となっていますので予約フォームでご要望をご記入ください。
a.ジェルキャンドル作り(事前予約:1000円)
シーグラスや貝殻をいれてジェルキャンドルを作ります!
b.海のフォトフレーム作り(事前予約:1000円)
貝殻などを使ってフォトフレームを作ります!
c. 語り部タクシー(事前予約:有料)
タクシーに乗って実際に被災地を見ながら、語り部さんの話を聞きます。
熊本
【初日】到着-18時:被災地のご案内
【2日目】ボランティア活動
【3日目】ボランティア活動
(3日目以降も宿泊をしたい方は2000円/日でお泊り頂けます。)
※ボランティア活動
被災地でのニーズに合わせて瓦礫撤去、家屋清掃、農業支援等を行います。
5.集合場所と到着時間
活動初日に下記の場所までご集合ください。
東北:気仙沼ゲストハウス”架け橋” 〒988-0224 宮城県気仙沼市長磯前林55−3
10時から18時まで
熊本:熊本空港もしくはJR筑肥本線 肥後大津駅
熊本空港:11時 肥後大津駅:12時
【【応募】】
ご応募は下記のURLよりご応募ください。
https://goo.gl/forms/wRoTLMT52oJT9Va52
【お問い合わせ先】
お問い合わせは下記までメールもしくはお電話をお願いします。
0226ー29ー6514
NPO法人Cloud JAPAN 担当:田中、村松
過去の様子と参加者の声
- 一部ですが過去の様子と参加者の声を掲載します。
- 人生においてとても貴重で新鮮な体験になりました。(大学生、男性)
- 実際に東北を自分の目で見られたのは大きかったです。これからも震災が起きたという事実を忘れずに、また発信していきたいです。(大学生、男性)
- 一緒に語り合った仲間たちや活動を通じてお話しできた方々との出会いの場がとても印象に残っています。(高校生、女性)
- 私が知らない世界を沢山知っている方々ばかりでいろんなことを勉強させていただきました。 いろんな世界に足を踏み入れてもっと自分の知らないことを知りたいと強く思うきっかけを作って下さいました。(大学生、女性)
詳しい報告書はコチラからダウンロードしてください。
終わりに
2011 年3 月11 日、この地で多くの命が失われました。そしてその後も。
私は人生初の上司を過労死で亡くしました。毎日寝る間も惜しみ、大好きな家族との時間も犠牲にして復興に尽力していたのに。
報道こそされませんが、そんな人々がここにはたくさんいます。 復興には多くの人の人生、そして命がかかっています。
その先に何があるのか。その人々は残された私たちに何を望むだろうか。人が集まらない衰退していく街に復興させることはきっと望んでいないはずです。
震災後多くの専門家がそれぞれの復興を考え少しずつ形となってきています。
このような意味では震災は悲劇であると共に、この復興が人の集まる街づくりに繋がれば、東北は今後の地方のリーダーとなる可能性をもっていると考えることができます。
私はこの地で地域の本当に温かい皆様に受け入れていただき、全国の支援者一人一人の想いを受けて活動することができました。このご縁を大切にし、ご恩を継承するために全国1000 人の家族とともに被災地の復興に尽力していきます。
ぜひ皆様の温かいお力をお貸しください。(NPO法人Cloud JAPAN代表理事 田中惇敏)