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グッドイノベーター

どうすればこの国が、元気になるのか

どうすればこの国が、元気になるのか

喜多 恒介

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Q1. 現在の活動

現在、私は「人と人、人と万物とのつながりで社会をよりよくす」をテーマに、様々な葛藤を活動を行っています。具体的には、教育・福祉・食・地域づくりの領域の社会起業家として、株式会社・社団法人・NPO法人の3社を経営を通して、人や地域や国本来のポテンシャルを引き出していく事業をやっています。

これらの活動の原点は、2010年頃から続けている「ホームパーティーや交流会などの場づくり」にあり、以来、大学・大学院で社会関係資本に関する研究を行いながら、全国各地で様々なイベントやワークショップや研修や授業を行ってきました。現在は中高生向けのサマースクールや奨学金提供、学校教員向けの研修、コーチングスクールの運営、食を通じたヘルスケア等、を中心に行っています。

Q2. 背景にある想い

強い想いとしてあるのは「どうすればこの国が、元気になるのか」という考えです。小学校の卒業文集に「日本を変える男になる」と書くくらい、本気です笑

人や地域や国の持っている本来の可能性に、自らが気づき形にしていくことができれば、きっとこの国はもっとよくなると信じています。

そのために大切なのが、人があらゆる「関係性」を見直していくことです。「私と「私、パートナー、上司、会社、国、自然」など、様々な関係性の中で私たちは生きています。これらが歪んでいたら「私」の本来ポテンシャルは絶対に発揮できませんよね笑 なので「私は皆と、本当はどういう関係でありたいのか」という本音をもとに関係性を構築していくことが、私やあらゆるものの可能性を引き出していくための要点であると考えています。

私自身も、幼少期の親子関係から、そういう本音関係性をつくるための「場づくり」に心からの憧れがあり、大学生時代からずっと続けてきた次第です。最近は場に「豚汁」を添えることにハマっていて、去年は1000杯以上はつくったと思います笑

Q3. なぜ豚汁を振る舞っているんですか

シンプルに「僕が食べたい」からなのですが笑、豚汁ってめちゃくちゃ元気がでるんですよね。たんぱく質も、脂質も、糖質も、ミネラルも、食物繊維も、全部詰まってる。

だから「究極においしい豚汁一杯」をみんなが食べれば、日本は元気になるんじゃないかって笑 だからその一杯を目指して、毎日研究しています。腸内細菌や塩の種類や香気成分までこだわってやっています笑

教育の現場でも「気力が沸かない」という子ども達に対して、こういう食を提供し続けることができれば、きっと何かが変わってくるのではという仮説があり、早く検証したいと思っています笑 この冬はスタンフォード大学医学部で腸内細菌と健康のプログラムを受ける予定で、とても楽しみです。

Q4. 今後どうしていきたいのか

これから取り組みたいのは、食や身体に関する研究をさらに深めていくことです。たとえば、腸内環境を整える食事が、自己肯定感やチャレンジ精神をどれだけ高めるのかを科学的に解明し、それを給食や福祉施設、学校教育などに社会実装してことに、とてもワクワクします。

また、教育分野では、AIを活用して、生徒一人ひとりに寄り添う個別最適なコーチングシステムを作っています。これが実現すれば、家庭環境や学校環境に依らず、子ども達が自分の本来の可能性を開花させるためのインフラが整うと信じています。

あとは私自身の家系には政治家が多く、その影響もあって、将来的には社会全体に影響を与えるような活動をしていきたいと考えています。すでに政治家向けのコーチングなどもはじめており、いずれは自分自身でも政策の実現に向けての取り組みを進めていく予定です。

Cloud JAPANとの関係

2014年:田中(代表理事)と出会う

2017年:NPO法人Cloud JAPAN 設立理事就任