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活動報告

地元で「出会い、向き合う」ワーホリ

地元で「出会い、向き合う」ワーホリ

2025.01.28

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気仙沼市では既存の総務省「ふるさとワーキングホリデー」事業の枠組みではカバーできない地域(仙台圏や県内のUターン希望者)へのアプローチが求められており、独自の取り組みとして県内ワーキングホリデーを実施します。

県内ワーキングホリデー事業は、気仙沼出身者(Uターン者)を対象にした気仙沼市への移住を促進するための新たな取組みです。 本事業は、宮城県内で就学・就業している若年層、特に気仙沼出身者や県内で活躍する若者に対して、気仙沼市での生活や働き方を体験する機会を提供します。これにより、参加者は地域活動や企業、生活環境を実際に体験し、気仙沼の魅力を再認識することができます。最終的には、気仙沼市への移住やUターンを促進し、地域に定住するきっかけを作ることを目指します。この取り組みによって、気仙沼市内での働き手を増やし、地域の活性化を図ることが目的です。

以下、弊社既存事業の「ふるさとワーキングホリデー」の実績を整理した数字です。

期間:2021-2024年度9月末

・参加者 345名

・リピーター 134名

・移住者 25名

本事業では地元としての気仙沼市での暮らしに関心のある宮城県内在住かつ気仙沼市外の住民、特に仙台圏に進学した大学生をメインターゲットとし、大学を卒業してからの移住、もしくは一度就職を経てキャリアを積み重ねてからの移住を目標とします。

地元で過ごす多様な生き方・働き方をしている温かい人に触れ、参加者の関心や専攻に関するキャリアについて考える機会を与えることで、自主性を持って継続的な気仙沼との関係をもち、就職や転職の際の気仙沼移住につなげます。

【参加資格】

地元としての気仙沼での暮らしに関心のある宮城県内在住かつ気仙沼市外の住民、特に仙台圏に進学した大学生が参加できます。

同じような関心のある気仙沼市出身で県内就職をした社会人1年目〜3年目の方も参加できます。

【プログラム期間】

基本的にはふるさとワーホリと同じく11泊12日(7泊〜30泊まで相談可)

【実施期間】

年中

【実施回数】

6回

【定員】

未定(ふるさとワーホリとの兼ね合い)

【宿泊】

気仙沼ゲストハウス“架け橋”、ペアハウスおらい

【食事】

ゲストハウス架け橋では参加者負担にて希望者に対して食事の提供、飲食店の紹介など

ホリデーチョンちゃこ

▼共同体験コンテンツ

・ふるさとワーホリ参加者との共同体験による地域価値の再発見

・ふりかけ作り体験(山長・小野寺商店)

・ともしびプロジェクトでのキャンドルづくり体験(杉浦恵一)

・岩井崎塩づくり体験(気仙沼市観光協会)

・フレスコボール体験(杉村秀樹)

・市内シェアハウス見学

【就業予定先候補】

参加者の要望に合わせて人材確保会議構成の皆様とマッチングさせていきます。

・Uターン者を採用予定の企業群

・既にふるさとワーホリ生を受け入れている企業

・合同会社 気仙沼の人事部

【観光】

移住を見据えた快適な場所、観光地、季節のイベント、体験型観光の紹介、シェアハウス紹介

保育ワーホリ最終盤

【コミュニティ】

地元の人との交流や、想いをもって働く実際に移住した人からの話を聞ける場の設定をする。一方通行のお話や関係性だけでなく、相互的な関係性の中で、人の温かさを感じ、自分がこの地域に安心していられることを感じられる場にする。

【就労】

日頃体験できない非日常的な作業を行う。作業を通して、日常のありがたみを感じるきっかけや、想いをもって働く人の話を聞けることで自分の将来を考えるきっかけをつくる。また、参加者同士のコミュニケーションや、就労先の方々との交流も重視する。

【移住相談】

活動参加後、手紙を送付したり、気仙沼のイベントを紹介する。また、市内でのシェアハウス滞在を視野に入れてもらうために、滞在中に各シェアハウス住民との交流の場を積極的に設ける。

【参加費】

1万円

※現地までの交通費及び現地での食費は自己負担とする。